クリスチャン2世がぐるぐると考える

クリスチャン2世の視点から結婚・信仰継承・両親との関係などについて書いています

はじめに 自己紹介

私の両親はキリスト教プロテスタントのクリスチャンです。母のお腹の中にいる時から教会へ通い、幼児洗礼を受け、クリスチャンホームで育ちました。

 

 私は、自分が2世のクリスチャンであることに苦しんだ時期が10年くらいありました。(未だに時々悩みますが、今はクリスチャンで良かったと思っています。)

なぜクリスチャンホームに生まれてしまったのだろう、と親を恨んだり、神様を恨んだりしました。また、同世代の2世クリスチャンの友人が次々と教会を離れていく姿も、何度も目にしました。

 

 妊娠したことを機に、これから自分が子どもを産んで、子どもがクリスチャン3世になることを考えた時、子どもには自分と同じ思いをさせたくない、と考えるようになりました。

そして、今まで私が、自身がクリスチャン2世であることと向き合い、また、クリスチャン2世の友人と様々なことを語り合う中で、考えたこと、もっとこうだったらよかったのに、と思うことを、一度言葉にしてまとめてみよう、と思いました。そうすることで、上手くいくかは分からないけれど、子どもの為になることが見えてくるのではないかと思ったのです。

 

 もし、クリスチャンホームで育っている中で、苦しんだり、つらい思いをしている方がいるのなら、そういう方のヒントや助けに少しでもなればいいな、とも思っています。

 

また、結婚や妊娠を経て、考えたこと、気づかされたことがたくさんあるので、そのことも少しずつ、思い出しながら書いていきたいと思います。クリスチャンの結婚や恋愛のことを考えている方に、少しでも参考となれば嬉しいです。

 

 私は専門的に神学を学んだわけではありませんし、聖書やキリスト教の知識も偏っていたり、思い込んでいる部分もあるかもしれません。その点を踏まえてお読みいただければ幸いです。