クリスチャン2世がぐるぐると考える

クリスチャン2世の視点から結婚・信仰継承・両親との関係などについて書いています

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

教会に行けなくなったときのこと 2

今思い出すと、教会に行けなくなった時、有難かったのは、誰も私に教会に無理に来るように言わなかった、ということです。 また、今までだったら二つも三つもやっていた奉仕も、何もしなくていいよ、と言ってもらえたことです。 礼拝の途中で退席して家に帰…

教会に行けなくなったときのこと 1

もう、10年近く前のことになりますが、私は大学卒業後、ブラック会社に務め、その後職場を変えたものの大きく体調を崩し、失業した、ということがありました。 恐らく、それらの出来事が引き金となったのでしょうが、軽い鬱状態のような感じになり、人と会う…

本当は教会<家族 2

いくら「教会<家庭」が正しいのだ、と頭で分かっていても、実際にはそうできない状況もあると思います。 教会に行けば、やっぱり色々しなくてはならないことがあり、そのことで頭がいっぱいになったり、人間関係に悩んだり、イライラしてしまう時もあります…

本当は教会<家族 1

教会よりも、家族の関係を大切にすることの方が大切だ、とはっきり教えられたことは、私にとって本当によかった、と思います。 普通に考えたら、夫婦や家族のことを第一にするのは当然のことなのかもしれませんが、私には、そういう考えを思いつくことすら難…

家族<教会 という考え方 3

イエスさまは「心と思いを尽くして神様を第一に愛する」ことと同時に「隣人を自分のように愛する」ことも大切だ、と聖書の中で言っています。 私はずっと、「神様を第一にするためには、家族をないがしろにすることもやむを得ない」のだと思ってきたのですが…

家族<教会 という考え方 2

「家族<教会」という価値観が当然である、という家庭で育ってきた私にとって、晴天の霹靂、とも言えるような出来事がありました。 ある時、牧師先生がメッセージの中で、 「夫婦は一番小さい教会で、次が家族、最後にクリスチャンが集まる教会がある。 まず…

家族<教会 という考え方 1

教会と、自分の家族のどちらを優先させるのか、クリスチャンなら一度は迷ったことがあるのではないかと思います。 そういう時、一見、「家族<教会」が正しいように思えませんか? 【イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あな…

迷える子羊、ではなくて、迷える蟻

奉仕についてしばらく書いてきたんですが、ちょっと休憩です。 私は、わりと田舎の、かなり古い家に住んでいます。 四季の移り変わりが本当に美しく、特に春は庭の木々が芽吹いて、見るたびに心が洗われる思いがします。 しかし、暖かくなると、大きな問題が…

必ずしも「一生懸命奉仕すること=神様に喜ばれること」ではない3

大学生の頃に通っていた教会の牧師先生は、一度、いわゆる企業戦士として民間の会社で数年間働いてから、牧師になった人でした。 その先生がよく言っていたのが「一週間頑張って働いて、すごく疲れている中で教会に来ているんだから、奉仕までそんなに頑張ら…

必ずしも「一生懸命奉仕すること=神様に喜ばれること」ではない2

新約聖書のテモテへの手紙Ⅰという福音書を読んでいると、 【自分の家庭を治めることを知らない者に、どうして神の教会の世話ができるでしょうか。テモテへの手紙Ⅰ 3章5節】 【奉仕者は一人の妻の夫で、子供たちと自分の家庭をよく治める人でなければなりませ…

必ずしも「一所懸命奉仕すること=神様に喜ばれること」ではない1

私が奉仕について思うのは、必ずしも「教会のために一生懸命奉仕すること=神様に喜ばれること」ではない場合があるのではないか、ということです。 一見、この方程式は正しいように思えてしまいますが(教会でもこの考え方はまかり通っていると思いますが)…