家族<教会 という考え方 2
「家族<教会」という価値観が当然である、という家庭で育ってきた私にとって、晴天の霹靂、とも言えるような出来事がありました。
ある時、牧師先生がメッセージの中で、
「夫婦は一番小さい教会で、次が家族、最後にクリスチャンが集まる教会がある。
まず夫婦の関係の中で、キリストの体である教会を築き、その上に家族という教会を築く。そして色々な家族が集まって1つの教会を作るのです。」
とお話しされていて、目から鱗というか、自分の常識を覆されたような思いがしました。
そうか、教会<家族<夫婦 だったのか…
私は、教会よりもまず夫婦、教会よりもまず家族、という関係を築いていきたい、と強く思ったのです。
確かに、イエスさまは「心と思いを尽くして神様を第一に愛しなさい」とおっしゃった。
でも、「何が何でも教会のことを第一にしなさい」とは言っていないんですよね。
「心と思いを尽くして神様を第一に愛する」≠「教会が一番」
ってことなんだ、、と分かった時、いかに私の両親、そして私自身が「教会や奉仕」という枠に囚われて神様を愛そうとしていたのか、に気が付いたのです。